FXやバイナリーオプションをやる上で抑えておきたいテクニカル指標の一つに「RSI」があります。今回はRSIについて少しまとめて行きたいと思います。
RSIを使うことで逆張りのエントリーポイントの参考になったり、順張りをやめる参考になるのでぜひ覚えておきたいテクニカル指標の一つです。
深追いしないことが前提にありますが、ハマると大きな利益を生んでくれるので見ていきましょう♪
テクニカル指標「RSI」
RSIは一言で言うと、買われすぎと売られすぎの状態を数値で表してくれる指標になります。
バイナリーオプションでは主に逆張りのシーンで使うことが多いですね。
ただしダマシと呼ばれるものも多々あるので、サポートラインなど他の要素も加味してエントリー可否を決定していきます。
RSI
MT4のインジケータでRSIというものが標準で入っていますので、チャートに入れて表示させましょう。
買われすぎの場合は上に70の状態、売られ過ぎの場合には下に30の状態で判断されることが多いです。
1分足はダマシが多いとされますがレジサポや移動平均線、MACDなどを意識して見ることで精度は改善できることがあります。
一方的な相場では多用は控えたほうが無難です。逆張りに固執すると一瞬で資金が溶けますので注意です。
-
バイナリーオプションで使う移動平均線とは?使い方は?ダマシって?相性がいい指標3選!
FX, MT4, チャート, バイナリーオプション, ハイロー, ハイローオーストラリア
どうもこんにちは。ちこりぃぬです。 今回はバイナリーオプションはもとより投資の基本とも言える「移動平均線」についての基本的な部分の記事になります。 移動平均線を利用することで相場のトレンドがわかりやす ...
注目される=値動きする
RSIはFXの中でメジャーな指標の一つですので、投資している人は他の要素やこのRSIなども考慮した上で注文するかと思います。
故に値動きが激しくなりやすいということになります。
予想方向に大幅に動けば良いのですが、大口や注文が集中したりすると一瞬にして逆方向の売買が優勢になることがあります。
この場合はもう一度チャートを見直していきます。
わたしの場合は反転要素が多ければ逆張りでエントリーしますし、抜ける要素が反転要素より多ければ順張り、もしくはエントリーを見送ります。
一度逆方向に動いた際には連続エントリーすると怪我をしやすいので注意です。
MT4でRSIの使い方
チャートにインジケータを挿入する
MT4ではまず挿入→オシレーター→Relative Strength indesまたは(RSI)を選択します。
インジケータの設定
選択すると次の画像のような設定のウインドウが現れますので、そのままOKをクリックします。
色や線の太さなど変えたい場合はスタイルの色や線を変更しましょう。
RSIが効く場面
すると画像の下半分にRSIが表示されるので、ラインが70を超えたら反落のシグナル、30を下回ったら反発のシグナルになります。
RSIが効かない場面
下の画像のようにトレンドが上昇で張り付いている場合はRSIは機能しないと思っておくと判断が簡単です。
一部反落している場面もありますが、70の点線を何度も超えているのに上昇を続けているためエントリーを見送るべき場面です。
この場面では移動平均線の長期MAでは上昇ラインであることが多いです。
私の経験談
わたしがバイナリーオプションで初めて使ったテクニカル指標はこのRSIです。手軽に設定できてわかりやすかったこともあり、導入しました。
使い始めで一日で20万ほど収益がでましたが、その頃は今のように知識は少なかったためダマシなど一切意識をしていませんでした。
そしてついに相場が反発しない日が来ますw
10日で250万ほど稼いだ収益でしたがかなり減ってしまいました。
わたしはそこで気がつけたので50万円の黒字で終わることができましたが、本来儲けた250万の利益は200万円溶けてしまいました。
大事なのは「RSIが70超えたから」だけじゃない相場の強さやレジサポなどを意識した上で、エントリーできる場面かを考えるクセをつける…ということだと思います。
「手法」は万能ではないので、シーンによって合う合わないがあるのが難しいところ。
負けるにしてもただ負けるのはもったいないので、負けた理由を考察する癖もつけたほうが良いと思います。
連続で負けたら自分の取引が今の相場のトレンドに合っていないことが多いと覚えておきましょう。
まとめ
わたしはFXバイナリーオプションを始めたての頃、一日で20万や100万円など勝つ日がありました。
しかしそれはとてもリスキーな取引と、その時間帯にたまたま相場が合っていただけでした。
そもそもテクニカル指標が機能しないことがある場面があるということを意識しておきましょう。
バイナリーオプションは「順張り」のほうがリスクが少なく取引ができると言われていますし、RSIは限られた場面でしか機能しないため、他の指標も取り入れておきましょう。
人間は自分の都合に良いように状況を理解する傾向があるので、冷静に、チャートを見ていくことでその幻想を打ち砕くことができます。
それでも負けてしまうことがありますが、無理せず冷静に取引をしていきましょう。