どうもこんにちは。ちこりぃぬです。
今回はバイナリーオプションはもとより投資の基本とも言える「移動平均線」についての基本的な部分の記事になります。
移動平均線を利用することで相場のトレンドがわかりやすくなるため、何も分析しないよりも「勝率」という部分では若干の貢献があるものと思われます。
バイナリーオプションでは「順張り」の場面で取引をしたほうがリスクが少いといえますので、この移動平均線はとても重要な指標です。
記事後半で移動平均線と一緒に使うと相性がいい指標も紹介しますので参考になれば嬉しく思います。
移動平均線(MA)とは
移動平均線は、株価や為替などのチャートで、一定期間の価格の平均値を線で表したものです。
その期間における価格のトレンドを表す指標としてFXはもちろん、バイナリーオプションでもよく使われています。
通常、5日間や14日間の短期間の移動平均線と、25日間や50日間、150日間などの長期間の移動平均線を同時に表示させて比較することで、トレンドの変化を把握することができます。
また、移動平均線は現在の価格がその線より上にある場合は「上昇トレンド」として見られ、下にある場合は「下降トレンド」と見て取引に利用しています。
バイナリーオプションでも非常に重要になってくる指標の一つになります。
移動平均線はどのFX会社のチャートにもほぼ実装されていますが、MT4やMT5などの専用ソフトウェアを利用すると非常に分析がしやすいので、まだ導入していない人はインストールしておきましょう。
MT4はデフォルトのデモアカウントでもチャートの利用ができますが、リアル口座でのチャートの方が良いと思います。
FXTFの口座開設をするとリアルチャートでMT4を使用することができます
MT4をダウンロードする
移動平均線の見かた
実際のチャートで移動平均線を見る場合、次の3つのポイントに意識をすることが重要になってきます。
ひとつづつ解説をしていきます。
移動平均線の期間
移動平均線の期間をどのように設定するかによって、短期トレンドと長期トレンドを捉えることができます。
短期トレンドを知りたい場合は5日間(5MA)、14日間(14MA)のように短期間の数値を設定します。
長期トレンドを知りたい場合は25日間(25MA)、50日間(50MA)、150日間(150MA)のように長期間の移動平均線を設定していきます。
移動平均線の位置
移動平均線が現在の価格より上にある場合は上昇トレンド、価格より下にある場合は下降トレンドと判断します。
また、移動平均線と価格が交差する場合にはトレンド転換の可能性があるので、そのタイミングでは注目度がUPします。
移動平均線の傾き加減
移動平均線の傾きが急角度になっている場合は、相場のトレンドが急激に変化していることを示唆しています。
逆に、傾きが緩やかになっている場合は、トレンドが平坦になっていると考えられています。
いわゆるレンジ相場などはこの傾きが緩やかになっていると思います。
移動平均線の複数使用する
異なる期間の移動平均線を組み合わせて使用することで、短期トレンドと長期トレンドの両方を把握することができます。
例えば、5日間移動平均線と25日間移動平均線を併用することで、短期のトレンドと長期のトレンドの両方を把握することができます。
移動平均線のダマシ
移動平均線には、一部の投資家やトレーダーによって「ダマシ」と呼ばれる現象が存在します。
ダマシと呼ばれるものには、移動平均線が価格よりも高い位置にあるにも関わらず、実際にはトレンドが下降している場合や、移動平均線が価格よりも低い位置にあるにも関わらず、実際にはトレンドが上昇している場合などを指します。
ダマシが起きる原因
ダマシが起きる原因は、「移動平均線」が期間内での価格の平均値を表す指標であるために、極端な価格の変動があった場合に影響を「ダマシ」が起きるといえます。
例えば、経済指標の発表などで一時的に価格が急激に下落や上昇した場合、移動平均線がまだその変化に追いついていない可能性があるということです。
市場が急激な変動を起こした場合、移動平均線はあくまで「過去」の価格を反映しているため、急激な変動に対して反応が遅れることがあります。
そのため、移動平均線だけに依存せず、他の技術指標やファンダメンタルズ分析などと組み合わせてトレードをすることが重要です。
このように、移動平均線にはダマシと呼ばれる現象が存在することがあります。
ダマシを避けるためには、移動平均線だけに依存せず、他の指標や分析方法と併用しましょう♪
移動平均線と相性がいい指標
移動平均線は、トレンドの方向性や強さを判断する際に有用な指標です。
相場のトレンドが明確である場合には、移動平均線だけでも十分な情報を提供することができますが、相場が乱高下する場合には、他の指標との組み合わせが必要になる場合があります。
バイナリーオプションのような投資でも、分析精度を上げるために複数の指標を利用することが多いです。
前章で「ダマシ」も紹介しましたが、どの指標にもダマシが存在します。
組み合わせることによって精度を上げていくことが可能ですので紹介していきます。
MACD
MACDは、移動平均線を基にしたオシレーター指標であり、移動平均線同士の乖離を表すヒストグラムとシグナル線から構成されています。
移動平均線の方向性と乖離の情報を組み合わせることで、相場の転換点を捉えることができます。
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RSI
RSIは、相場の過剰買い・過剰売り状態を示すオシレーター指標であり、移動平均線と併用することで、トレンドの強さや転換点を判断することができます。
移動平均線とRSIの両方が同じ方向を向いている場合には、そのトレンドはより強いと判断できます。
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ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)は、移動平均線を基にしたボラティリティーバンドです。
移動平均線に対して、上下に一定の距離にバンドを設けることで、相場のボラティリティーを示します。
相場がボラティリティーを示している場合には、移動平均線とボリンジャーバンドの組み合わせが有用となります。
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移動平均線の設定方法
MT4で移動平均線を設定する方法は簡単です。
MT4のナビゲーターウインドウ内もしくは画面上のメニュー「挿入」から辿っていくとMovingAverageというインジケータがあります。
インディケータ→トレンド→MovingAverage
MovingAverageをクリックするか表示するチャートにマウスで移動させることで期間などを設定する画面が出ます。
期間は先程紹介した短期の5MAと14MAで短期のトレンドを設定すると急激な変動でもしっかりと描写をしてくれます。
長期を設定するポイントとしては、50MAに加えてレンジ相場を知るために150MAや200MAを設定するといいと思います。
150MA~200MAという長期の移動平均線はレンジ相場だと横ばいになる傾向があるため、私は入れています。
まとめ
このようにバイナリーオプションでも移動平均線はとても重要な指標となります。
トレンドをしっかり把握して「順張り」で利益を出していきましょう♪
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