副業を始めよう!と思うけどいざ考えてみると、何をしようか迷いますよね?私もそうでした。副業と言ってもブログやYouTubeはもちろん、電子書籍の出版や仕事のクラウドソーシングなどたくさんあります。そこで今回はブログを取り上げてお話をしていこうと思います。
ボクがブログをおすすめする理由は、一定のレベルでブログやサイトを立ち上げることができれば、他の副業に比べ「再現性のあるビジネス」になるからなのです。
私も苦労した体験や疑問なども記載するので、参考になる情報もあるかと思いますのでぜひ見て言ってください。
なぜ副業でブログを始めるのがいいのか
まず、なぜ副業でブログをやっておくといいのか、ということをお話していきます。おもに以下の5つのポイントが挙げられると思います。
- 空いた時間で執筆ができる
- ある程度再現性のあるビジネス
- 初期費用・ランニングコストがとても低い
- 記事の構成やライティングのスキルが身につく
- 財産になる
まずはこのリストの項目について解説をしていきます。
空いた時間で執筆ができる
本業を持っている方は、在宅もしくは会社に行って仕事をしているかと思います。そうなると家に帰宅してから記事を書きます。夕食など終えた後の30分~2時間をブログの時間に当てることができるというわけですね。
また、自分のブログならば納期などもないので自由に活動することができます。
ある程度再現性のあるビジネスだから
これは結構重要で、ビジネスというのは「再現性」があるから継続できるのです。ブログは先人たちの知恵も豊富にあるのと、ライティングやSEOを少し意識をしたりすることで改善を目指すことができます。
そのため「ある程度再現性のあるビジネス」だと言えます。
ある程度と書いたのは「間違ったままブログを書きつづけてしまい継続できずに撤退してしまった」や「無報酬に我慢できなくなった」といった人もいる為です。
しかし基本的には簡単なライティングを学んだり、SEOを多少意識して書くことができれば時間はかかりますが収入はついてきます。
初期費用・ランニングコストがとても低い
ブログ運営にかかるコストは無料ブログなら0円ですし、WordPressを使った運用であればドメイン代やレンタルサーバー代で月額1000円前後で運用が可能です。
ドメインは最初の一年は1円や無料などの会社もあるので、要チェックです。詳しくは後ほど記載いたします。
記事の構成やライティングのスキルが身につく
ブログをやっていると、もっといい記事を書くためにライティングについて検索したり、本を購入したりすると思います。そうすると嫌でもライティングのスキルが身についていくのです。
例えば、導入の文章は以下のような手法があります。
- 「読者の問題点の提示」…例・ブログを始めるには?など
- 「ブログを読むことで解決できる根拠」…例・自分が経験したことを強調など
- 「具体的な解決方法」…例・おすすめのブログサービスを紹介など
- 「記事を読み終えたときにどうなるか」…例・ある程度のブログが書けるようになるなど
このように4つのブロックに分けて問題や悩みの提示を行い、記事を読むことでどんなベネフィットを得られるかを構成する手法があります。その他『PREP法』を学ぶなど、いろいろあると思います。
※「PREP法」Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(再主張)の順で書く方法
こういった「基本」を身につけられると言うのは結構すごい事だと思います。
ちなみにこれは、私が読んだ「ブログで5億円稼いだ方法 [ きぐち ]」という本にも触れられていました。
ブログを運営する上で基本的かつ実用的な本なので、バイブルとして購入しておくと知識が積み上げられます。
財産になる
ブログを収益化することができれば、これは財産となります。特にSEO型のブログならば検索エンジンからの集客が主になるので、多少のメンテナンスは必要なものの、収益化さえできれば半不労所得のような位置づけになります。
逆にSNS型のアフィリエイトの運用は短期間の更新が必要なため、不労所得的な位置づけは難しくなります。これがボクがブログをおすすめする理由です。
ブログを始めよう!何が必要?
ブログを始める手順を簡単に紹介しておきますので参考にしてください。
- テーマを決める
- WordPressや無料ブログに登録する
- サイトの設定をする
- ASPに登録をする
- 記事を書いて公開
テーマを決める
ブログを書く上でおすすめなのが、特化ブログになるということです。特化ブログと言うのは決めたテーマに沿った記事や関連記事を深掘りしていくというものです。
他にも雑記型ブログというのがありますが、こちらは収益化が難しいという点があります。もしやるのであれば、当サイトのブログのように2~3テーマ決めて運営する雑記ブログと特化ブログの中間で運営するのがいいでしょう。
テーマが決まったらブログ全体のターゲットをどの層にするのか、記事を書く際には「記事ごと」に誰に読んで欲しいのかを決めるといいです。そうすることで、記事を各段階で狙うキーワードが決めやすいと思います。
WordPressや無料ブログに登録する
ブログサービスには無料ブログと有料ブログがあります。しかし、無料ブログだと独自ドメインができなかったり、アフィリエイトが禁止されているなど制約があるのがネックです。
無料ブログ
はてなブログやライブドアブログ、Bloggerであればアフィリエイトが可能ではありますがサービス終了になる可能性も捨てきれないので収益化を目指すなら避けたほうが良いでしょう。
有料ブログ
ブログやサイトを始めるならおすすめはWordPressです。WordPress自体は無料で使うことができますが、WordPress+独自ドメインで運用するというのがアフィリエイトではおすすめな組み合わせになります。
というのも、WordPressならレンタルサーバーを使って独自ドメインでの配信も簡単にできたり、サイトデザインであるテーマも無料・有料ともにたくさん用意されているということです。
レンタルサーバーはお名前どっとこむやエックスサーバー、シン・レンタルサーバー、Mixhostなど月額1000円~2000前後で使用することができるので、収益化ができるならばそこまで高くはないと思います。当サイトはシン・レンタルサーバーを利用しています。
本格的にブログをやるのであれば、最初からWordPressを使ったほうが絶対にいいです。
私の経験談で以前、無料ブログからWordPressに変えたことがありました。その時に構造が違ったり、記事に貼り付けていたリンクのURL変更がとても面倒、など問題があって、結局WordPressのサイトは0から作り直した経緯があったので断言します。
シン・レンタルサーバーやミックスホストなどはレンタルサーバーの管理画面からWordPressをインストールすることができるので、便利です!
セオリー通りにやると後々楽なので、ドメイン・レンタルサーバー代がかかりますがWordPress+独自ドメインでブログを始めましょう♪
サイトの設定をする
ブログ開設のために初期設定をします。具体例をあげるとサイトの名前や、サイトのURLが決まっていなければURL、WordPressのテーマなどを決めていきます。
無料であればWordPressのテーマのおすすめは「Cocoon」です。お名前どっとこむやシンレンタルサーバーなどのレンタルサーバーだとWordPressにテーマ「Cocoon」をインストールすることができます。
有料のWordPressテーマだと「AFFINGER6」が有名です。当サイトはCocoonテーマからAFFINGER6に変更しました。どちらもたくさんのブロガーが使っているテーマでもありますので、使い勝手が結構いいと思います。
ASPに登録をする
ASPは「Application Service Provider」の略で、アフィリエイト広告を集めたサービス・企業のことです。ブロガーと広告主を結ぶ橋渡しの役割を担っています。代表的なASPを紹介しておきます。
- A8.net
- アクセストレード
- もしもアフィリエイト
- ValueCommerce
などがあります。おすすめはA8.netかと思います。銀行振込時に手数料がかかりますが、広告主が豊富で様々なジャンルで使えるため、作っておいていいと思います。
しかも2万円を超える高額なセルフバックができる簡単な案件があるので、メリットしかないです。まずは作って置きましょう。
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記事を書いて公開
ブログのメインコンテンツとなる記事を書いていきます。まずは10記事を目標に書いていきましょう。でも、最初は何を書けばいいのか迷いますよね?そこで執筆する前に、どんな情報の記事を書くのかを決めましょう。
最初に決めたテーマをもとに、読者の悩みを解決できる記事を書くことが重要になってきます。読者が持っているであろう悩みや知りたいことの答えを記事に書くと満足度の高い記事にすることができます。
また、記事を書くときに大切になってくるのがキーワードになります。次に紹介する方法で検索ワードがどのように使われているのかを知ることができます。これを参考にタイトル作成や記事作成の柱「キーワード」を選定していきましょう。
- キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」を使う
- ラッコキーワードとキーワードプランナーを使う
今回はこの2つの方法を紹介しています。
キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」を使う
この方法はキーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」という機能を使って検索ボリュームと競合性を調べる方法になります。
まずは左側の「新しいキーワードを見つける」をクリックします。
すると、下のような画面になるので、「ビジネスに密接に関連している商品やサービスを入力します」と書いてある下のボックスにキーワードや商品を入力します。
ここでは「副業」と入力しました。下のサイトのURLは入力しなくても結果を取得することができます。キーワードを入力したら「結果を表示」をクリック。
するといろいろな複合キーワードが出てきます。何千もある中から探すわけですが、競合性が「低」のキーワードで検索ボリュームが100-1000程度のものを探したいと思っています。
条件としては月間検索ボリュームを降順にして競合性「低」だけを表示する設定ということになります。
※競合性は低・中・高とあるのでピックアップしたいものを選択してください。
上の画像では表示されていませんが、プルダウンボックスの上辺りに「フィルタを追加」という文字があるのでそこをクリックするとこの画面のようなプルダウンが出てきます。競合性をクリックすると低・中・高と選択できるので、ここでは低を選んでみます。
次に月間平均検索ボリュームのところをクリックして降順にします。
すると競合性が低が抽出され、月間平均検索ボリュームが降順になったデータを簡単に見ることができます。この方法がホントに一番楽で簡単なのでこれを使うことをおすすめします。
ラッコキーワードとキーワードプランナーを使う
これはラッコキーワードで様々なロングテールまでのキーワードを取得し、キーワードプランナーでボリュームや競合性を調べる方法です。
例えば、スマホのシャオミに関する記事を書くなら最初のキーワードは「シャオミ」か「Xiaomi」ということになります。ここからラッコキーワードやキーワードプランナーを使用してキーワードの選定をしていきます。
もしメインとなるキーワードが決まっているのであればキーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」で簡単にピックアップできます。
「Xiaomi」というキーワードをラッコキーワードで調べて「Xiaomi 11t」や「Xiaomi スペック一覧」などが出てきたとします。
そのキーワードを今度はキーワードプランナーでどのくらいの検索ボリュームがあるのかを調べると、少なすぎるキーワードなのか、多いのか知ることができ、ある程度の競合の多さや競合性の強さを調べることができます。
出てきたキーワードを右上の「全キーワードコピー」を押してキーワードプランナーにコピペします。キーワードプランナーはこちらから。
キーワードプランナーの画面では「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を押すと単語を入力する画面になるので、入力すると下の画像のような結果がでます。
私はラッコキーワードで出てきた単語をまとめてキーワードプランナーに突っ込んで検索ボリュームが500~1000くらいのものを選ぶことが多い気がします。
これは検索ボリュームが多すぎると競合が多く、苦戦が予想されるためです。しかし、ボリュームが少なすぎると検索されないので注意しましょう。
「Xiaomi 11t」を更ラッコキーワードにかけるとさらに深くキーワードが出てきます。ので繰り返しキーワードプランナーで絞り込んでいきます。「Xiaomi 11t スペック」というキーワードが選定した場合、このキーワードを軸に記事を書いて行きます。
ニュアンスが違うキーワードも入れたいんですけど、どうすればいいですか?
キーワードを、あえて同じような意味を持つ他の言葉に言い換えることで、検索キーワードを広げることができます。例えば「スペック」は「性能」に、「Xiaomi」は「シャオミ」と言い換えることができます。
これを踏まえてタイトルを設定するとすれば以下のような感じになります。
「Xiaomi 11t のスペックは?驚きの高コスパスマホを徹底解説!」
タイトルでは「Xiaomi」を使用しているので、記事内ではシャオミとカタカナにする箇所を作ると良いです。コスパもコストパフォーマンスと本文では書いてあえて揺らすといいです。これは類似語での検索に有効な対策になります。
このようにキーワードと細かいターゲットを同時進行で設定していくと記事の全体像が見えてくると思います。
副業でブログを書くときのポイント
見出し・見出しごとの画像から設置していく
見出しや見出しごとの画像を先に設置していくと、何について書くのかがはっきりとするため、サイトの構成を良くしやすいので先に設置しましょう。
記事の最初の文章は4つのブロックで構築
先程も書いたとおり、最初の出だしの文章は3~4つのブロックで構築すると70点くらいの文章がかけます。もう一度書いておきますので参考にしてください。
- 「読者の問題点の提示」…例・ブログを始めるには?など
- 「ブログを読むことで解決できる根拠」…例・自分が経験したことを強調など
- 「具体的な解決方法」…例・おすすめのブログサービスを紹介など
- 「記事を読み終えたときにどうなるか」…例・ある程度のブログが書けるようになるなど
見出しごとに画像を設置する
h2ごとの大きな見出しで画像を設置すると、読むときにストレスが緩和されるため設置をおすすめします。Googleでも読みやすさを評価するために画像の設置が推奨されています。当サイトでも入れるようにしています。
ほかにも吹き出しを挟んだり、画像を挟むことで読みやすくなるので活用しましょう。
SEOを学ぶ
先程のキーワード設定もそうなのですが、SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)の対策少しづつしていきましょう。SEOというのは、Google検索などサーチエンジンの最適化(オプティマイゼーション)をすることを指します。
これを行ってキーワード検索の上位を狙うのがSEO対策になります。WordPressにはSEO対策のプラグインたくさんあるので活用していきましょう。
ライティングを学ぶ
書いていくとライティングについて触れる場面が出てきますので、PREP法や導入文の書き方などまずは意識して記事を書いてみてください。
無収入でもあきらめない
最後に、ブログは最初から収益が出るわけではありません。記事を一つづつ書いてサイトを育てる必要があります。ただし、現状で自然検索からのアクセスが全然ない人がすぐにPV数を挙げられる方法がありますので紹介をしておきます。
下の方法で収益が発生する可能性があります。
アドアフィリエイトで収益を得る
メディアが育つまでは、SEOでの収益がなかなか厳しいという状況があるので、そんな中でも収益を出す方法を紹介します。
どうしても収益がほしいという場合は、Webマーケティングで用いられる広告を取り入れていきます。Google広告やTikTok広告、LINE広告などを使い、広告を出稿して収益を生む方法があります。
これはアドアフィリエイトやと呼ばれる手法になります。広告には検索連動型広告(Google検索のスポンサー枠)や、ディスプレイ広告(ブログの広告枠など)、InstagramやXなどのSNS広告があります。
しかし、この方法は費用がかかるため、報酬がある程度高額な案件でないと個人では使いづらいので注意が必要です。
例えば成果報酬10,000円の案件に対して3,000円(1日100円)の広告費を投入し、1つコンバージョン(成果)したとします。その場合、10000円-3000円で7,000円の収益になります。
平均クリック単価が10円と設定すると広告で300PV(1日10PV)確保できることになります。予算を投入したときの概算のPV数を表にしました。
広告予算 | 一日あたり費用 | 1クリック平均単価 | 1日PV数 | 月間PV数 |
---|---|---|---|---|
3000円 | 100円 | 10円 | 10 | 300 |
6000円 | 200円 | 10円 | 20 | 600 |
9000円 | 300円 | 10円 | 30 | 900 |
1クリック単価は1クリックごとに違うのでPV数はあくまで概算になります。300PVで1コンバージョンできる可能性は十分あるので、計算をして黒字になるようであれば、これらの広告を使うか検討してもいいかと思います。
広告を使って収益を狙う場合、広告を出稿したら、投入金額に対してどの広告(クリエイティブ)の収益性が高いのかを分析することが大切です。
広告は1~2週間ほどで効果が落ちるとされています。継続して効果を上げたい場合は広告の効果が落ちる前に、新しい広告(クリエイティブ)を出稿するのがセオリーとなっているようです。
Google広告を使うときの注意点はギャンブル・FX・投資・アダルトなどはポリシーに違反するため不承認になるので他のジャンルで収益性の高い記事を書いて広告しましょう。
まとめ
ブログを運営するためのざっくりとした方法を解説してきました。WordPress+独自ドメインは本当にやったほうがいいと思います。
あとは記事のクオリティを上げて行ければブログの収益も出てくると思います。